
完全無欠コーヒーとプチ断食で4kgやせました
ある方法で痩せるか痩せないかは個人の体質によるところが大きいと思っていますので、まずは私の身体的特徴とか生活習慣的な話を。
私は身長165cm、体重は身長が止まった高校2年生から35歳まで、50㎏以上になったことがありませんでした。
それが加齢なのかビールの飲み過ぎか、昨年ついに50㎏の壁を越え、最高52kg台に。
私としては数字より見た目がショックでした。下腹だけぶよぶよしてきて、チビでヒョロガリなのでホント餓鬼みたいだなとしょんぼりしたものです。
それからプチ断食と完全無欠コーヒーを始めまして、期間は2ヶ月くらいでしょうか、現在48.5kgまで戻りました。だいたい4kg減ですね。
運動は昔も今もほとんどしません。プチ断食前は1日3食ちゃんと食べてましたが、 基本食べる量が少ないです。
間食も飲酒も週末だけします。制限をかけたことはありません。
これは自慢ですが(正直)、自分は何しても太りにくい体質だと思っています。こういった背景も考慮いただいて、記事を読んでいただければと思います。
完全無欠コーヒー……の前に、プチ断食の話
私はチビのヒョロガリなので、贅肉が付くとやたら不格好に見えて、これはなんとかしたいと思っていました。
そんなときメンタリストDaiGoさんの動画で、「下腹の脂肪を燃やしたいならプチ断食がいいですよ」というのがあって、試してみることにしました。
プチ断食とは、男性なら毎日16時間、女性なら14時間、ご飯を食べない時間を設けることを意味しています。もっと簡単に言うと、朝食抜きダイエットです。
私の人生では運動、スポーツをブラックリストに入れているのでw、空腹を我慢することには自信もありましたし、これだと思ってすぐ始めることにしました。
プチ断食はやっぱりお腹が減る
いやあ、なめてました。。。
大学時代、昼飯を缶コーヒーとタバコだけで乗り切っていた私が、朝食を抜くと11時くらいにはお腹が空き過ぎて、頭が回らなくなりました。
これはいかん。ご飯を食べることなく空腹をまぎらわす方法を見つけないと。
そうして見つけたのが、完全無欠コーヒーでした。
完全無欠コーヒーいろいろ比較
完全無欠コーヒーとは
『シリコンバレー式最強の食事』という本で紹介されていたコーヒーの飲み方です。
- シリコンバレーの一流IT企業に勤めるビジネスパーソンたちが実践している朝コーヒー
- コーヒー250mlにバター10gとMCTオイル10gを混ぜたもの
- 朝はこれだけ。時短にもなるし、脳へのエネルギー変換効率が非常にいいらしい。
まあ、多少話盛り過ぎかなという内容の本ですが、先述の動画でもカフェインは脂肪燃焼を助けてくれると言っていたので、プチ断食と一緒にこれも始めてみることにしました。
私はバカ舌で、食事だろうがコーヒーだろうがとにかく食べるのに手間がかかるの大嫌い。
『シリコンバレー式』によると、コーヒーは有機栽培系の豆をドリップし、バターもグラスフェッドバターという、これまたなんかよさげな牧草だけ食べさせた牛の乳から作ったものを推奨されています。
しかし、こちらとしては腹を満たしてくれるならなんでもいいので、いかに手間をかけずに完全無欠コーヒーの効果を得られるか、簡単な比較を行いました。
1.手作りする完全無欠コーヒー
まずは正規の方法で作り、その効果の程を感じてみることにしました。
近くのイオンのKALDI COFFEEへ行って、グラスフェッドバターと100%MCTオイルを購入。
まずインスタントコーヒー(私はMAXIMが好き)を作ります。正規の方法はドリップですが、これが私の惜しめる手間の最大です。もし完全無欠コーヒーがドリップじゃないと効果ないとするなら、私は諦めますw
水筒の中にコーヒーとバターとオイルを入れて蓋をしたら、30秒ほどシェイク。これで完成。
味は、、、おいしいです。MCTオイルはよくわかりませんが、とりあえずバターが口当たり柔らかくしてくれます。
ただ欲張って一度バターとオイルを分量多めにしたら、胸やけを起こして半日ぐったりしてしまいました。
そりゃそうですよね、材料考えればとんこつバターラーメンのスープを朝から飲んでるようなもんですから。
肝心の腹持ちはというと、完全にお昼まで空腹が収まるほどではなかったです。多少和らいだ気がしなくもない程度。
思い込みの力もありそうですが、昼飯前に「あ、ちょっとお腹空いたな」と感じる日がときどきありました。
2.インスタント式完全無欠コーヒー
次に、お湯を注ぐだけの完全無欠コーヒーを試してみました。
1包でコーヒー150ml分のため、ちょっと量が少なめ。
とにかくチャコールの甘ったるい匂いがすごいです。しかし飲んでみると、普通に苦みのきいたコーヒーでした。というよりほぼ普通のインスタントコーヒーで、私の舌ではバターのまろやかさがほとんど感じられなかったです。
ということで、味はやはり手作りのほうがおいしいと感じます。手作りのほうは、シェイクしてできる泡と、バターの強い存在感がおいしさの決め手になっているかなと思います。
腹持ちについては、あまり変わらないように感じました。
3.コンビニのバターコーヒー
究極! お湯すらいりません。
味はチャコールバターコーヒー以上、手作りと同じか、ちょっと下がるかもくらい。
難点はやはり単価(1杯約200円)と、私が知る限りアイスしかなかったこと。冬はやはりホットが飲みたいです。
ただ腹持ちはよかったです。冷たくて胃が縮むのでしょうか。。。
4.番外 ピーナッツバターコーヒー?
実を言いますと、もうシリコンバレーの人たちは完全無欠コーヒーなんてやってないんじゃないかと思っています。
理由は、科学的にバターが体に悪いとほぼほぼ証明されたから。情報の最先端にいる人たちが知らないはずはありません。詳しくは下記の本に書かれています。
同著では、逆に体にいい食材としてナッツ類が挙げられていました。そこで思いついたのです。
「バターが体に悪くてナッツ類が体にいいなら、ピーナッツバターで完全向けるコーヒー作ったらいけるんじゃね?」
というわけで遊んでみました(注:食べ物で遊んではいけません)
まずはピーナッツバターがお湯に溶けるかもわからなかったので、コーヒーを作る前に実験。
使用したピーナッツバターはアヲハタの砂糖未使用タイプ。
結果、ちゃんと溶けました。やったね!

続いてここにインスタントコーヒー粉末を入れて撹拌。完成!

さて味はと一口。
。。。
。。。。。。
まっず!
ピーナッツの溶けてない細かい粒が舌触り最悪。味も全然しませんでした。
これは飲めないなと断念。
まとめ。私のプチ断食ダイエットの結末
3点(+変なの1点)をまとめると、個人的には手作りに軍配。慣れればそんなに手間ではありませんでしたし、インスタントも包を毎回開けるのがちょっと手間でした。
出費が気にならないなら、コンビニのが一番でしょうか。
ただやはりコーヒー一杯で完全に空腹を紛らわせるのは難しく、どうしても我慢できない時には、素焼きミックスナッツを少し食べるようにしました。
後日談。ダイエットをやめました。
と、ここまでやっておいてなんですが、現在は完全無欠コーヒーをやめております。
理由は風邪をひきやすくなったからw
現在は先述の科学的に証明された体に良い食材の一つ、全粒粉パン(茶色の炭水化物)に余ったMCTオイルか、これまた体に良いことが証明されたオリーブオイルをぶっかけて食べてます。もちろん飲み物はインスタントコーヒー。
やはりガリはダメです。かっこよく死ぬより、醜くてもしぶとく生きることにしました。 目指せ標準体重55kg。ちゃんちゃん。