ヨスさんの【読まれる・稼げるブログ術大全】感想まとめ|いつまでも変わらないブログの本質と書き方

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月間125万PVを誇るプロブロガー、ヨスさんがブログ運営ノウハウについて本を出版されました。その名も『読まれる・稼げるブログ術大全』

『大全』と銘打っているだけあって、非常に細かいノウハウが350ページ+紙面に収まらなかったDL特典80ページにぎっしり詰まっています。ボリュームすごすぎw

本書で学べたことをすべてお伝えすることはできませんが、ここでは1年目ブロガーが感じた本書の魅力を選りすぐってご紹介いたします。

ブログで困ったとき、疲れたとき、本書をパラパラめくれば解決のヒントが見つかるはず。

テンナイン
テンナイン

検索の上位表示ができなかったり、モチベが不安定なブログ初心者におすすめできる1冊です

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【ブログ術大全の結論】最終的に読まれて稼げるブログは、自分の「好き」を書いている!

ヨスさんは言います。

自分の「好きなこと」「得意なこと」「興味があること」について、「読まれること」を意識して書く!
そして「続ける」のではなく「やめない」でいれば、ブログは絶対に稼げるようになるし、人生を変えてくれる


うーん……ぶっちゃけ理想論ぽい……。

失礼ながら最初はそう感じました。

しかし読み進めるにつれ、自分がブログに対して窮屈に考えていたこと、そして「読まれること」の意識がまだまだ足らないことに気づけました。

追記:ヨスさんよりコメントいただきました!

テンナイン
テンナイン

「自分で試行錯誤」が胸に刺さりました! 最後は自分の頭で考える意識を大事にします!

【ブログ術大全】の魅力3選

ブログ術大全の魅力を3つ紹介

ここからはヨスさんのブログ論を裏付けるブログ術大全3つの見どころについて解説していきます。

稼げるブログの幅広さを実例つきで紹介

「ブログで稼ぐ」と聞くと、一般的にアフィリエイト広告で稼ぐことをイメージするのではないでしょうか?

それだけじゃない! ブログで稼ぐ方法はもっと幅広い!」とヨスさんは主張します。

「ブログで夢をかなえた」7人の声として、ヨスさんが7人のブロガーさんにインタビューした章がありますが、これ以外にも本書では20近いブログが紹介されています。そのどれもが個性的で、一部はアフィリエイト広告に頼らない収益を挙げているものも。

たとえば以下の4つは、私が特に「ブログってこんなこともできるのか!」と目からウロコが落ちたブログです。

  • なわとび1本でなんでもできるのだ!』でイベントの出演依頼やなわとび教室の集客をする縄のまっちゃんさん
  • 寒い札幌で子供の屋内遊び場紹介から始まり、正社員時代の月収を超えた主婦ブロガー『しょうラヂオ』のしょうさん
  • 映画と暮らしのブログ』で大好きな映画の記事を書きまくっていたら映画会社メディアの編集長に抜擢されたヤギシタシュウヘイさん

それぞれブログによって仕事が舞い込んできたり、自身のキャリアアップにブログを活用したという好例です。

しょうさんのブログはアフィリエイト収益ですが、個人的に最も励みになる事例でした。
言い方は悪いですが、『子供の屋内遊び場紹介』という「誰にでもできるジャンル」からコツコツ成長されていった姿にはとても勇気づけられます。

テンナイン
テンナイン

私には得意なものなんてないし、好きなことでも他人に自慢できるほど詳しい知識なんてない……


そういった自信の持てないブログ初心者に向けて、ヨスさんはブログ術大全で終始エールを送ってくれます。

  • 詳しい詳しくないは相対的なこと。逆にどれだけ詳しいと思っても、自分より詳しく知っている人とあなたのブログが参考になる人が出てくる
  • 本当に好きなこと、得意なことは本人には当たり前すぎてけっこう気づいてない
  • 当たり前のことをドヤ顔で書くこともブログでは大切な要素


本書で紹介されているブログたちを見て、本当に自分に書けることはないのか、自分にピッタリの稼ぐ方法は何か、もう一度考えてはいかがでしょう。

ブログを挫折しない工夫が盛りだくさん

好きや得意なものでブログを作ればいいことはわかりました。しかし稼ぐことが簡単になるわけではありません。

ブログで稼ぐために最も大事なことは、稼げるようになるまでブログをやめないことだと本書では結論づけています。

  • はじめた9割が脱落するというブログ
  • やめないでいることもそう簡単じゃない
  • だからブログで稼ぐことは難しい

ヨスさんご自身もブログを立ち上げて最初の記事(プロフィール)を書いたら満足してしまい、いきなりブログをやめてしまったそうです。

そこから4か月後、まったくの偶然からブログを再開できたヨスさんは、ブログを続けることの重要性と難しさを実感し、本書でも「ブログをやめないコツ」にかなりの文字数を割いています。

「いかにブログを続けるか」というテーマでここまで細かく書かれた本はなかなかありません。

ここでは見出しだけ抜粋します。

ブログを継続するために知っておきたい6つの鉄則

  1. ブログ書くことを習慣化する
  2. アクセス数を気にしない
  3. 完璧を求めすぎない
  4. 主人公を選び間違えない
  5. ブロガー仲間をつくる
  6. ブログの先にあるものを想像してわくわくする

特にハッとさせられたのがブログの主人公について。

「ブログには自分自身を主人公にするスタイルと、発信する情報を主人公にするスタイルがある」とヨスさんは言います。

たとえばヨスさんや本書で紹介されている『今夜はヒトデ祭りだぞ!』のヒトデさん、先に紹介した縄のまっちゃんさんなどは自分が主人公のブログだと思います(ご本人がどう思っているかは知りませんが……

彼らに憧れて、彼らのようなブログをつくりたい! と思ったのに、いつからか「稼ぐためだから……」と大して興味もない商品のアフィリエイト(情報が主人公の記事)を書いている。

これが主人公を選び間違えている状態です。

これは本書を読んだ私の意見ですが、主人公が情報の記事と主人公が自分の記事は、混ぜて使い分ければいいと思いました。

一般的に多くのブロガーが取り組むアフィリエイト広告は、情報を主人公にしなければなりません。

しかしブログ初心者の頃は知識もそんなにないことが多く、「情報を主人公に!」と調べものをすると、「この程度の情報じゃ、きっと誰も興味もってくれない……!」とまた例の自信喪失が始まったりします。

情報を主人公にした稼ぐための記事を書いていかないと、いつかは収益ゼロに耐えられず挫折します。
しかし今まさに書くことがしんどいのであれば、もはや存続の危機。

だったらたまには「この記事は今の自分を主人公にする! 今書ける範囲で書く!」としてみてもいいのではないかと思います。

たとえ読者置いてけぼりの記事になったとしても、後でいくらでも読者向けに書き直せばいいですし、そういう記事の対処法も本書はしっかり教えてくれていますので(次の節で紹介します

1つ1つのノウハウが短くまとまっているからコツコツ改善できる

これまでマインド的な面ばかりを紹介してしまいましたが、ブログ術大全の大半は読者に読まれるための実践ノウハウについて書かれています。

効率化オタクのヨスさんらしく、1つの説明に10ページとか使いません。
1、2ページの間に「こういうことやりがちだけど、こうしたほうがいい」と即実践できることばかり。

たとえば先ほどの自分を主人公にした記事の場合。
読者置いてけぼりの内容になってしまい、書き直しも難しいときは記事をno indexにしてSEOのマイナス評価を受けにくくするといいそうです。

テンナイン
テンナイン

さっそく我が家の家計簿とかブログ成果など、SEO評価が見込めない記事はno indexにしました

他にも学びとなった部分がたくさん。

  • 最初はカテゴリを分散させず、1カテゴリ10記事くらい集中して書く(来てくれた読者の期待を裏切らないように
  • Googleサーチくんは察しが悪いから、見出し分にコレアレといった指示代名詞を使わない
  • 「みなさん」「あなた」「~な方」など、他人ごとに聞こえる言葉を使わない(この項目で紹介されていた松本博樹さんの『ノマド的節約術』はがっつり文章の勉強に使います!)
  • 誤字脱字の確認にスマホの音読機能を使う

これでもまだブログ術大全という氷山の一角の先っぽを削り出したかき氷の1口目に過ぎません(長い

【ブログ術大全のデメリット】ASP収益化のノウハウは少なめ

ブログ術大全のデメリットはセールスライティングがあまり詳しく書かれていないこと

ブログ術大全で物足りなかった点は、セールスライティングのノウハウが少ないところでした。

ブログで稼ぐ方法は多種多様ではあるのですが、そうは言ってもほとんどの人がアドセンスやASP(アフィリエイト広告)で収益化しようとしているのが実情じゃないかと思います。

  • いかに広告リンクをクリックしてもらうか?
  • 読者の購買意欲を上げ方は?
  • アクセスから成約までの記事リンクのつなげ方は?

こういったセールスライティングの学びを期待してブログ術大全を買うと、期待外れに感じるかもしれません。

とは言え、アフィリエイトだってまずはアクセスを集めることが先決。
検索で上位表示もおぼつかない初心者ブロガー・アフィリエイターであれば、本書のSEO対策は十分役に立つレベルだと思います。

【まとめ】ブログ始めたころのワクワクをもう1度

私も含め、ブログ始めたばかりのころはうまくいかないことばかりです。
書くのに時間かかるし、アクセスはないし、稼げない……。

そんなときはブログ術大全を読んで、自分がブログを始めた理由を思い出してみてはいかがでしょう?
そして1ページ1ページ書かれていることを実践していけば、やがて読まれるブログとなり、稼ぐだけにとどまらない、人生を変えてくれる大きな財産となることでしょう。

少なくともそう思わせるだけのパワーがヨスさんの言葉にはあると感じました。

ブログ術大全。未読の方はぜひ手に取ってみてください。ではでは。

ヨッセンスクール紹介

『ブログを継続するための6つの鉄則』にもある通り、ブロガー仲間を持つことは本当に大事です。

ブロガーとして何の実績もない私ですが、これだけは本当に本当。誰にも読まれないブログを孤独に書き続けるなんて普通の人間にはまず無理。

私がこんなへっぽこブログを苦も無く続けられているのも、SNSやオンラインサロンで知り合ったブロガーさんたちがいるからです。

ブログ術大全の著者であるヨスさんは、ヨッセンスクールというブロガーのためのオンラインサロンも運営されています。

もしこの本を読んでヨスさんの考えに共感したのなら、ヨッセンスクールに入ってみると、よりブログが楽しくなっちゃうかも!?



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